景況判断は据え置かれたが住宅市場は悪化している
9月5日、米国連邦制度準備理事会(FRB)は、今年7月中旬から8月27日にかけての米国経済を分析した地区連銀景況報告(「ベージュブック」と呼ばれています)を公表しました。
報告は、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付き急増による金融市場の動揺が住宅ローンの貸し出し基準を厳しくしてしまったため、住宅市場は一段と悪化したと述べています。ただ、住宅以外での影響は限定的だとして、前回(7月)の景気の総括判断である「米経済は拡大が続いた」との表現をそのまま継承しました。
この報告において住宅市場の落ち込みが指摘されたこと、7月の住宅販売が悪化したことによって、住宅市場の先行きに対する不安が広がり、ニューヨークの株式市場は3日ぶりに反落し、ダウ平均株価(工業株30種)の終値が前日比143ドル安の1万3305ドルとなりました。取引中には一時、前日比200ドルを越す下げ幅を記録しました。
東京株式市場でも、この報告及びニューヨーク株式市場の影響を受けて、一時jは300円以上も株価が下落し、最終的には前日比98円安い1万6257円で取引を終了しました。
為替でも、じわりと円高が進んでいます。
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