TOP >  サブプライムローン焦げ付き問題

ローン自体には、そもそも無理がある

 サブプライムローンとは、返済能力に問題がある人を対象に貸し付けを行う住宅ローンです。
 収入が低い人でも借りやすくするため、最初の2年程度は金利が低く設定されているのですが、それ以降一気に高くなります。
 返済能力に問題のない通常の優良な住宅ローンは、年6〜8%で、固定金利となっています(日本よりはだいぶ高いですね)。
 これに対し、サブプライムローンは、契約内容により少々異なりますが、当初の2年間の金利は5〜6%ですが、それ以降は7〜15%に上昇します。
 日本では、現在はだいたい2%〜7%くらいで、固定金利にするか変動金利にするか選択できます。
 2%前後のローンでも、金利の見直しによりほんの0.3〜0.5%あがっただけで、数千円から1万円くらい支払額が増えて、それだけで家計には相当な負担になります。
 それが一挙に2〜9%もあがるんですから、ましてはじめから返済能力に問題があるのですから、それだけ金利が上がれば返済の増加額は場合によっては数十万円にも上ってしまっているみたいです。
 普通の人でも、ひとたまりないですよね。
 そもそも、サブプライムローンは、ローンの仕組み自体に無理があるのだろうと思います。
 それでも借りていたのは、購入した住宅の価格が上昇して売却した際の利ざやを稼ぐための投資目的や、通常の優良ローンへの組み換えが容易になることを期待してのことであることは、以前このブログで執筆しました。
 そのあてが外れて、住宅価格が思うように上昇しなくなり、売却益が見込めなくなってしまったり、ローンの借り換えができなくなって、急激な支払額の増加に収入がたちまち追いつかなくなり、窮地に追い込まれて、多くの人がローンの支払が滞ってしまう事態となってしまったのです。
 ひとたまりもないですよね。

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