一体誰が、借りていたのでしょうか
サブプライムローンと呼ばれるこの低所得者向け住宅ローンは、一体、どのような人たちが借りていたのでしょうか。
subprimeとは、最上(prime)の下位(sub)、つまり言うなればワンランク下とでもいう意味で、サブプライムローンとは、要は返済にやや問題がある人を対象にしたローン商品です。
借り手は過去に何度もクレジットカードの支払いが遅れたり、所得が少ない人などで、お年寄りも多くいます。
銀行が子会社を通じて貸し出したり、専門の住宅金融(ローン)会社がこのサブプライムローンを主に手がけています。
住宅ローン会社は、全米に約2500社もあります。
収入が低い人でも借りやすくするため、最初の2年程度は金利を年5〜6%と低く設定します。
ですが、その後は、一気に金利が年7〜15%程度に跳ね上がります。
当然その分返済額も急に増えてしまいます。
信用力の高い最良の借り手(プライム)向けのローンは、金利が年6〜8%で、最後まで変わることはありません。
最初はサブプライムローンの方が支払いが楽なのですが、金利が上がった段階で、途端に返済できなくなる人が続出してしまいました。
ただでさえ、融資基準が緩やかなのに、審査はさらに甘く行われていた模様で、大手銀行では、年収2〜4万ドル(約240〜500万円)の借り手が対象とするところもありますが、実際には、年収などを確かめずに貸し付けるケースも多かったといいます。
この結果、サブプライムローンの返済が遅れる割合を示す延滞率は、すべての住宅ローンの平均の約3倍にも達してしまいました。
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