TOP >  サブプライムローン焦げ付き問題

住宅金融会社や投資会社、次々に破たんか経営難

 住宅ローンの焦げ付き問題が深刻化しているアメリカでは、住宅金融会社の経営危機が、相次ぎ判明し、報道されています。

 米住宅金融会社のアメリカン・ホーム・モーゲージ・インベストメントは7月31日に、従業員に金融機関からの借り入れが難しくなったと発表し、8月3日にも事業を停止すると報じられました。

 アメリカン・ホームの2006年の住宅ローン供与額は約600億ドル(約7兆1500億円)です。

 今年4月には、住宅ローン大手のニューセンチュリー・フィナンシャルが会社更生手続きの適用を申請しており、アメリカン・ホームはこのニューセンチュリー・フィナンシャルに続く規模の破たんになるとみられています。

 また、中堅の米住宅ローン会社アクレディテッド・ホーム・レンダースは、8月2日に米証券取引委員会に提出した2006年度の経営報告で「事業の継続を保証できない」と表明し、経営難に陥っていることが明らかになっています。

 一方、ドイツでは、8月2日に中堅銀行のIKBドイツ産業銀行が傘下のファンドがサブプライムローン関連の投資で損失を出したため、同社株式の38%を保有する筆頭株主である独政府系の復興金融公庫(KfW)から支援を受けると発表しました。

 KfWの支援額は、80億ユーロ(約1兆3000億円)規模になると見られています。

 ドイツ国内では、金融界への影響も懸念されています。

 日本でも、野村ホールディングスが、損失を上回る利益を上げて経営への影響はないと見られているものの、サブプライムローンの焦げ付き問題で今年1〜6月に726億円の損失を出していることが明らかになっています。

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