TOP >  サブプライムローン焦げ付き問題

FX投資家の受難

 ここ数年の長期的な円安傾向によって多くの投資家が利益を出して人気があったFX(外国為替証拠金取引)ですが、米国の低所得者向け住宅ローン「サブプライムローン」の焦げ付き急増問題を発端として、急激な円高が進んでしまい、国内のFX投資家、特に個人投資家にかなりの損失が出ている模様です。
 FXは少ない元手で多額の外貨を売買でき、最近まで円安傾向が続き利益がでることが多かったことが大きな魅力だったのですが、ここ最近の円高で、一方では多額の損失を被るリスクがあることがクローズアップされたことから、FX取引の人気が今後は落ちていく可能性も指摘されています。
 2007年3月期時点で、FX取引に係る証拠金の残高は、1年間より62%増の6133億円、口座の数に至っては95%増でほぼ2倍の64万件となっていました。
 ところが、サブプライムローン問題による急激な円高によって多額の損失が発生し、個人投資家のドル購入高が、7月24日の約15億6千万ドルから8月23日には約8億7千万ドルと44%も減少してしまいました。
 米国の緊急利下げ、日本の金利引き上げ見送りによってここのところは株価は落ち着き、円相場も反落して取り戻しつつありますが、サブプライムローンがくすぶり、もし円高が今後も続くようだと、FXはさらに取引が細る可能性が出てきます。

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